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花粉症対策 レーザー治療のリスクを知っておく [病院]

花粉症やアレルギー性鼻炎を治すのにレーザー治療を使うことがあります。

花粉症を含むアレルギーは、鼻の中にある「下鼻甲介」という部分が反応し、炎症を起こすことで症状が出ます。

この部分を強いレーザーで焼いてしまい、症状を発生させなくする治療です。


効果はかなりありますが、術後の苦労やリスクもあります。

まず、花粉症の症状が無くなるのは鼻だけです。
目や喉に効果はありません。

治療後しばらくはくしゃみ・鼻水の症状が強くなり、
においもわからなくなります。

手術前に麻酔をし、終わって効果が切れた後には痛みを伴います。


万が一800℃のレーザーが別の場所に当たったら…なんて、考えただけでも恐ろしいです。

さらに残念なことに、1度手術をしたら一生花粉症が無くなるわけではありません。

焼いた部分を体が再生してしまうので、何年か後に再生し終わったらまた花粉症に戻ってしまいます。

前述の苦労やリスクを負ってでも治したいほどひどい場合はともかくとして、
そこまで重くない人にはすすめたくない治療法です。

それでも手術をしたい場合は、お近くの大きな病院などで耳鼻咽喉科などで相談してみましょう。


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